凡庸京大生の自由帳

京大卒ニートの自由帳

サブブログ。こちらでは個人的な事しか書きません。日記・つぶやき。

理学部受かったけど医学部受験するかも

先日、とある国立大学の理学部(物理学)の編入試験に合格しました(その話はこっちでまとめてます)。

合格は大変ありがたいですし嬉しかったのですが、色々考えた結果、医学部を目指して再受験しようかなと思い始めました。

物理学への関心

物理学は、勉強していて確かにとても楽しいのですが、同時に「これは趣味で勉強を続けたら良いかも」とも思い始めてしまったのです。

 

私は色々な分野に興味があり、それゆえにどれも中途半端になりがちなのですが、その中でも物理学への関心はかなり高いと思います。

文学部を卒業してわざわざ物理学を勉強し、実際に編入試験を受けて合格するくらいなので、その関心の強さは行動で示されていると思います。

 

その一方、私は大学で実験心理学という分野を専攻したのですが、そのときに比べると何やら情熱がいささか小さいことを、物理学を勉強していく中で感じてしまいました。

 

大まかには、心理学は人間への関心(内界)、物理学は人間外(外界)への関心*1で、その両方への関心は強いですが、前者の方が少し強そうです。

心理学の面白さ

このブログでも何度か言っていますが、私は人間そのものに対する興味がとても強いです(人間にあまり興味がないという人を探すのも難しいと思いますが)。

そういった意味で、心理学はピタリとハマりました。

 

心理学は偉大です。

本屋で心理学コーナーに行くといわゆるポピュラー心理学と呼ばれる本がたくさんあり、マインドやら自己啓発やらストレス対処などの本がよく目に付きます。

 

しかし、これは完全に個人的意見ですが、心理学の面白さはやはり基礎研究にあると思います。

 

意思決定やら意識やら知覚といった、根本的な心(脳)の働きを、実験や脳機能イメージングを通して大真面目に解明しようとしています。

 

心は数式では捉えられないといったロマンチック(?)なノリがありますが、心理学は数式で(厳密には統計学かな)捉えようとします。

 

昔の哲学者が考えていたようなことを科学的に解き明かそうというのですからこれはワクワクするわけです。

病気について

まぁそういうわけで実際ワクワクしながら勉強していましたが、その一方で心の病気といったことについてはそこまで深掘りはしません。

 

別の学部の授業で、実際に現場で働いている臨床医の先生のお話が聞ける講義をいくつか取りましたが、そういった講義で、実際の患者さんの話を聞いたりして病気そのものへの興味が湧きました。

 

処方する薬の種類や使い分けの話を聞いた時も、もっとそれらを勉強したいと感じました(薬理学?)。

 

しかし、それらについて自分で深く勉強する余裕はなく、実験実習や卒論でアタフタしてる間に大学生活は終了しました。

 

私は専ら脳に興味がありますが、考えてみれば私は人間の体のことを全然知りません。

人間自体、そしてそれと関連した病気のことなど、諸々のことについて体系的に学べるのは医学部だと思います。

 

一言でまとめると、誤解を恐れずに言えば楽しそうだから医学部に行きたいです。

あらゆる行動原理はそれであり、医学部受験もそれです。

 

どうせ大学に行くなら大学でないとできないことがしたいのです。

 

 

もちろん、物理学だって大学に行かなければできないことはたくさんあります。

実験などはそうでしょうし、また研究者に当たり前のように質問できる環境は大変貴重です(これはどの分野でもそうですが)。

 

しかし、医学部での人体への学びと天秤にかけると、私の中ではどうやら医学部の方に傾くようです。

医者という職業

楽しそうだから医学部に行くというとなんだか遊びに行くみたいですが、単純に学びたい、そしてそれは遊びというか、私の楽しみの一つであるのは事実です。

 

ただ医学部というと、単に学んで終わりではなく、その学んだことが直接関係する職業である、医者になる人が多いと思います。

 

未来のことを決めると動けなくなってしまうので、現時点で明確に「臨床医になる!」「研究医になる!」といった目標を立てているわけではありません。

 

実を言うと、私はずっと医者にはなりたくないという考えを漠然と持っていました。

しかし、最近それは、”医者”というラベルを自分に付与し、自分の役割を規定することに怯えていただけではないかと思い始めています(外科医はとんでもないミスやらかしそうなので今でも嫌かも)。

 

そろそろその恐怖心を捨てようと思います。

その恐怖心を捨てることが私にとっての大人になることな気がします。

 

私は好きなことばかりをやるニートであり、社会的にみたら子供だと思いますが、その姿勢を捨てるつもりはありません(一生働かないぞ!という意味ではありません)。

 

その面においては子供であり続けますが、別の面においては歩を進めてもいいんじゃないかと思っています。

 

そういうわけで絶対医者になりたい/なりたくないがあるわけではないです。

医学部にもし入学できたら、勉強していくなかで適正を見極めていきたいです。

医学部に落ちたら

さて、ここまで偉そうに自分語りポエムを繰り出し、さも医学部に入学したかのようにその後の将来について語っていますが、そもそもこれ医学部に受からないと何も始まらないんですよね()

 

理学部に入学金を払って医学部に落ちたら理学部へ、などということをやる人がいるかも知れませんが、流石に入学金30万くらいなので勿体なさすぎます......(そもそも制度的に可能なのか)

 

 

そういうわけで医学部に落ちたらこれまで通りの生活に戻るわけです。

別にそれも悪くはないけど、受かりたい気持ちはあるから受かりたい(当たり前)。

 

 

今から勉強して医学部は......普通に考えたら無理ってなるでしょうね。

まぁそこらへんの話はつまらない受験勉強のお話ということになるので、また別の記事で書きます。

学費問題

最後に、これこそまさに今考えることではないのですが、学費の問題も怖い。

もともと編入した時用に2年間の学費はあるのですが、医学部だと6年間なので4年間分の学費は自分で稼がなければなりません。

 

YouTubeくんで少し稼ぎたい。

ニートチャンネル(2ヶ月更新なし)の方が登録者5000人くらい、英語チャンネル(1ヶ月更新なし)の方が登録者7.3万人くらい。

 

YouTubeなんて水物なんだから動画投稿しまくってくれよ.......

誰か僕のYouTubeアドバイザーになって欲しい。

 

 

YouTubeで受験勉強系の動画出しまくるぞ!と意気込んで多分1~2年経ってると思うので、今回のはいい契機かもしれない。

頑張りたいですね、色々。

 

自分のことなので、「やっぱ受験やめるわ」となる可能性も0では無いのですが、ひとまず共通テストの願書は出そうと思います。願書チャレンジ失敗怖い~。

あれ書くところ多すぎるんだよなぁ。

 

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*1:人間の構成要素も”物質”でありそこに物理法則が働くので、単純に二分できる話ではないと思いますが