自分は音楽をよく聴きます。ほぼ一日中ずっとイヤホンをしています。耳へのダメージ半端ないと思います(耳へのダメージは回復が難しく本当に良くないらしいので気をつけましょう)。
毎日音楽を聴いていますが音楽マニアでもないし、特に音楽を聴くのが大好きというわけでもないと思います。
単純に世の中が音で溢れていてうるさいのでシャットアウトしてるだけです。
(それについてのお話はこちら)
さて、今回は日々の生活であふれるその環境音についての話、ではなく音楽の嗜好についてのお話です。
好きなアーティストや好きな音楽のジャンルが明確にある、という人でなくとも何らかの音楽を聴いて「この曲好き!」となる瞬間はあると思います。
ただこの時に”なぜその音楽が好きなのか”、”その音楽のどういうところが好きなのか”ということを言語で以て説明するのはとても難しいと個人的には思っており、ここ1年くらいにおける関心事の1つとなっています。
ちなみに歌詞がいいというのはまた話が変わってくるのでそれについては考えていません。
これは単純に自分が歌モノを最近あまり聴かない&自分が歌詞を聴いていない(5年くらい聴き続けた曲でも歌詞覚えてなくて歌えない...)ということによるものです。
自分が好きな音楽のどこに自分が魅了されたのかということをこれまで考えてたわけですが、考えた結果正直まだ良く分からんって感じです...
当然、好きな音楽のたった1つの要素(例えばメロディだとかリズムだとか)が好きの要因になっているとは思っていません。
しかし、好きの要素数は間違いなく有限であるわけで、それらを言語的に説明できないことはなんだか気持ち悪いと思ってしまうわけです。
以下自分の音楽嗜好を研究した結果の話。
最初に思ったのは、主にメロディが自分の嗜好に合っているとその曲を好きであると認識するのではないかということ。
しかし、これは割と簡単に例外がポンポンと見つかってしまい、今では要因の強さとしては意外とそこまで大きくないとすら思っています(あまりにも単調だとあれだけど)。
次に考えたのがコード進行。
音楽に明るくない身としてはすでにこの辺で研究の限界がくるわけですが、一応1つ発見がありまして、自分は半音進行(正確な定義分かってない)が大好きだということに気づけました(とは言え殆どの人が半音進行好きなんじゃないかって気もするけど...)。
パッシングディミニッシュが来ると「これこれ!!」ってなりますし、下がっていく時の途中でaugが入ると嬉しくなります。
音楽嗜好に与える要因の強さとしてはそこそこ強いなと感じました。
次にリズム。これも自分が好きなリズムがあるということに気づけましたが、文章で表現できる技術が無いので割愛。
あと補助的要素感はありますが調性の影響も割とあります。
自分はフラット系の曲が好きで、変ホ長調が好きみたいです。
そして最近では、音楽に用いられている楽器の種類が自分の思っていた以上に音楽嗜好に影響を与えているということに気づきました。
やわらかい音が好きです。
使われている楽器に倍音がどの程度含まれるか、またその倍音が奇整数か偶整数かなどという話になってくると思うのですが不勉強により語れません。
とにかく、心地よく聴こえる波形があります。
これに気づいたのは音楽を次々と飛ばし飛ばし聴いていたときです(最悪な音楽鑑賞態度)。
曲の始まり部分では音が少ないことが多いので数十秒飛ばし、そこから数秒間だけ聴くという作業をすることがあります。
その数秒だけで自分に合う音楽かどうかの判断が可能なことがとても不思議に感じました。
音楽全体の進行をほぼ無視しても好きな音(=音色)があれば好きという確率が非常に高くなるということになります。
音の物理的性質に対する知識がもっとほしいですが、最近あらゆる分野で知識欲より勉強そのものへの怠さが上回りがちです。良くない。
それについての勉強をすることが果たしてあるのか、あってほしい。
大学の勉強が落ち着いたらやる、やってほしい。
相変わらず自分のことは全く信用できない。
取り敢えず音楽は奥が深すぎてよく分からないって結論で今回は終わります。