たまにアプリで外国の方と英語でチャットしたり通話したりするようにしているのですが、通話はお互いの拘束度が高いこともあり、チャットでやり取りすることのほうが圧倒的に多いです。
英語で会話?チャット?
「チャットなんて時間かかるし実際に通話で会話したほうが良くね?」と今まで思っていたのですが、意外とチャットはチャットで勉強になるなと最近思い始めています。
会話はその場その場の瞬時のやり取りなので、いちいち適切な表現を探したり、自分の文法を気にしたりする余裕はあまりありません。
「これってなんか決まりきった表現あったよな...でも思い出せん!」という時、うまいこと言い換えて発言することになります。
しかし、チャットであれば時間的余裕が会話に比べれば圧倒的にあるわけで、ぴったりくる表現を調べてからメッセージを送れるので、自分の中で使える表現が増えていく感覚が会話より強い気がします。
今後も使えそうだと思ったものについてはSpread sheetにまとめるようにしてます。
ただ、まとめるだけでは当然無意味なわけで、どっかのタイミングでAnkiにぶち込んで覚えるとか、独りで喋る時に積極的にそれらの表現を使うとかしないとダメでしょうね。
冠詞は多分一生分からん
英語つながりで最近悩んでる”冠詞”の話を少し。
高校生の頃からずっと「冠詞分からん」って言ってます。
英文法で一番難しいのはダントツで冠詞だと思っています。
純日本人で「冠詞を完全に理解しました」っていう人が存在するのでしょうか。
よく「不特定のものはa/anで特定のものはthe」という説明がなされますが、そんな説明はこっちは親の顔より見てるわけです。
実際ネイティブの英語を聞くと「なんでそこ a/the/無冠詞 なの?」となることがかなりの頻度であります。
というわけで重い腰を上げて冠詞をやり直すことにしました。
どの本がいいかなんて素人には分からんわけですが、取り敢えず問題解きながら進められるのやつならやり切れるかなと思い、『冠詞のトリセツ』という本を始めました。
現在一応半分弱まで進められています。
定義から体系的説明を試みようとしている点は大変良いのですが、「流石にそれは無理があるのでは...」という説明も散見されます。
最後までやりきれたら細かい感想みたいなのどっかで書くかも。
まぁただやはり冠詞を完全に理解することは純日本人には相当キツイのでしょう。
日本語を学ぶ外国人にとって「は」と「が」の使い分けが難しいというのと似ているかもしれません。
東京大学の理学研究科・理学部のサイトにトム・ガリー (Tom Gally)氏による『科学英語を考える』というページがあります。
そこの第5回において以下のような記述があります。
私のような,大人になってから日本語を習い始めた人にとっては,日本語の「は」と「が」の違いがとても難しい。このシリーズを日本語で書いているが,「は」を使うべきか「が」を使うべきかいつも悩んでいる。
こんなにも完全な日本語を書く方でも「は」と「が」で悩むのだと驚きました。
これは本当に、日本人にとってのa/the/無冠詞の使い分けの難しさと重なる部分があるのではないでしょうか。
最近のドイツ語勉強
ドイツ語の文法については、どっかで『ドイツ語のスタートライン』を買ったことを書きました。
ちょっと進めてみたのですが、無事半分くらいで挫折しました。
別に特別分かりにくいわけではなかったと思います。
というか逆に初心者用に簡潔に書かれています。
ただそれ故に、少し説明の物足りない部分がポツポツでてきて、それでモチベが削がれました(モチベ弱者の自分が悪い)。
しかし、これくらいでドイツ語をやめる気にはなりませんでした。
ということで次に、大学生の時の私を助けてくれた東京外国語大学の言語モジュールに頼ることにしました。
とにかく 基礎完成コース(大学1年生が勉強する内容?)をなんとしても一周したいと思っている所存。
現在、全Lesson24のうちLesson11に差し掛かったところです。
これすら挫折したら相当厳しい。
取り敢えず最近はこんなもんか。
あ、ちなみに相変わらず英語のリスニングは成長の兆しが見えません。